【ワシントン時事】レモンド米商務長官は15日、米上院委員会の公聴会で、ITを使った中国製「コネクテッドカー(つながる車)」への規制案を今秋にも策定するとの見通しを示した。レモンド氏は「安全保障上のリスクが非常に大きい」と指摘し、「行動すると決めた」と明言した。輸入規制や特定技術の利用制限などを検討する。
 コネクテッドカーは、インターネットに接続し、自動運転などの先進技術を搭載した自動車。レモンド氏は「中国製であれば、中国のソフトウエアで制御されている」と説明。米国人のデータが中国に流出する恐れが大きいとの懸念を示した。 
〔写真説明〕レモンド米商務長官(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)